今回は自分も大苦戦した既卒としての就活について書かせてもらおう思っています。いきなり結論からになりますが、自分の結果は20年前で3勝100敗でしたが、最終的には理解者が現れてくれたので、厳しい局面が続くと思いますが、あきらめずに頑張って欲しいということは真っ先に伝えたいです。
ここから具体的な話をしていきますが、まず既卒と言っても卒業後1,2年なのか、3年以上なのかで扱いが分かれる感覚で、自分は5年経っていたので、難易度が高めでした。既卒1,2年の人は、募集要項に学生に限定するような記述があっても、ガンガン問い合わせして(場合によってはエントリーフォームの卒業年が自由記入ならまずは問い合わせせずに応募してみてもいいと思います)、応募できる企業を確保したら、普通に就活ができる可能性があると思います。
既卒で3年以上経っている人は、これから卒業する予定の人に限定するような募集要項を載せている企業だと、かなり厳しいと思ったほうがいいです。自分の時も片っ端から電話をしましたが、応募資格を限定してあえて記載している企業は全滅(途中で明記している企業は候補から外しました)、明記していないので問い合わせしてみると既卒はNGだったこともほとんどで、面接をしてもらえた企業が6社ぐらいで内定をもらえた企業が3社だった記憶です。自分の頃は、氷河期明けてすぐぐらいだったので、今の売り手市場を考慮すると、応募資格を限定している企業に対してもチャンスは少しあるかもしれません。
応募できる企業が分かったら、OB訪問は可能な限りやったほうがいいと思います。仮に応募する企業自体にOB訪問できる人がいない場合でも、同業他社のOBから情報収集するのも有用ですし、同じような既卒の先輩がいるなら、その人の体験談や応募先を参考にするのもいいと思います。参考までに、自分が内定をもらった業界は、カード会社・損害保険会社・コンサルの三つでした。そのうち、損害保険会社では5年前に入った同じ年齢の人達と同じ待遇で迎え入れるよ言ってもらって感激したのをよく覚えています。一方で最近はスタートアップも多いと思うので、その辺にも可能性はあると思いますが、自分の最初に入る会社としてどんな規模がいいのか?については、このブログの新卒編でも書かせてもらっているので、自分の志向は大企業なのに、入りやすいから中小やスタートアップにしましたというのは避けて欲しいです。捨てる神あれば拾う神ありを信じて頑張って欲しいと思っています。
次に面接対策について書かせてもらいます。いわゆるガクチカの部分について、新卒の人とはひと味違った重みで勝負する必要のある二次や三次以降の個別面接もありますが、新卒の人と混ぜて実施される一次面接のようなシーンでは、普通に大学生のような顔をして資格試験に全力を注いだ等の話をすればOKだと思います。自分の時も、おそらく他の学生は自分が既卒であることも気づいてなかったと思います。個別面接に進んだ後が正念場で、例えば資格試験を卒業後も続けたが、諦めて既卒で就活をしている場合でも、どれだけ前向きにその不合格や進路変更を語れるかが勝負だと思って下さい。就活にしても転職にしても、面接というのは結局、この人と一緒に働きたいかどうか?を見極める場所なので、過去の不合格等を引きずっている人よりも、潔く前向きに進路変更している人に魅力を感じますよね?あとは、資格試験でも海外遊学でもアルバイト生活でも、その経験から自分が何を得て、それが応募先の企業で働く際にプラスになるのか、短い時間で相手に納得してもらえるか、採用担当者の立場になって説得力あるプレゼンをシミュレーションしていって欲しいと思います。
卒業年度で線を引くという考え方には、未だに自分は納得がいかないですが、売り手市場でよりどりみどりの新卒の人にはない、内定の有り難さや、自分の境遇を理解してくれる面接官と出会えた時の感動は既卒の人にしか味わえないですし、回り道した経験が後で活きてくる、少なくとも視野は絶対に広がるので、前向きに内定を勝ち取って下さい、応援しています。